船舶・海運

　海運業界では、船会社による未払いや倒産等が発生した場合に、船舶債権者（燃料業者、入港手続きの総代理店や現地代理店）による債権回収は非常に困難なものとなります。殊に、船会社が外国企業である場合は、言語の問題、どの国の法律が適用されるべきかという準拠法の問題など複雑な法的問題が発生し、たちまち独力での解決が困難となります。

　この点、当事務所では、外国船舶を差し押さえて債権回収をしたという特殊な実績を有しています。また、言語や準拠法の問題についても、中国律師が所属しているほか、ASEAN諸国の現地法律事務所との緊密なネットワークを用いて、外国企業との交渉・法的手続きに対応可能です。

　また、これらの債権回収による対応実績を踏まえ、海事契約に対する各種アドバイス、顧問契約等も承っております。